妄想徒然紀行

僕という矮小な人間の大いなる退屈な日々の記録と、それにひっそりと横たわってくれる素晴らしき現象の記録。専門用語は使わず、ごくごく個人的な感想だけでつづります。
また、電子書籍始めました。宜しければご覧ください。http://p.booklog.jp/users/mousouman
<< ラーメン大(ラーメン/蒲田) | main | 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」を見た。 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
天下一品(ラーメン/日本全国)


多くの男性にとって、ラーメンというものは多かれ少なかれ好きなものだと思う。何というか、ラーメンには忘れられた男の匂いがするのだ。フードとしてもそうだし、店の雰囲気というか空気感に、非常に男を感じる。男の聖地。それがラーメン屋。まあ、女性だって入ると思うけど。

そして、ラーメンが好きな人であればお気に入りのお店が幾つかあったりするものだ。そして僕の場合、それは天下一品だった。基本的に一人で外食する時は僕はいつでもラーメンだ。ランチの時にいるであろう場所でのラーメン屋情報を事前に調べたりもするし、いきあたりばったりでラーメン屋に入ったりもする。感激する程美味しいお店もあるし、残念ながらイマイチなお店もある。

でも、やっぱり、ここなんだ。天下一品。僕は、何だかんだいってこのラーメンが一番好きだ。

僕と天下一品の出会いは京都で過ごした大学生活だった。京都で大学時代を過ごせた事は僕の人生にとって意味がある事だと思っているのだけど、天下一品の本拠地で生活していたという過去は僕の中で真面目に誇れる事だったりする(マジで)。

貧乏学生一直線だった僕は、ちょくちょく天下一品に訪れた。注文するのは勿論こってり味。バイトして懐に余裕がある時はチャーハンセットを頼む。

こってり。異常な程こってり。橋に絡み付くどろっとしたスープ。少し固めの麺。これぞ、唯一無二だ。どこでだって、こんな味は味わえない。二郎系は似たような味が拡散しているけど、天下一品は唯一無二なのだ(ま、チェーン店で全国展開してるけど)。

学生時代から約10年が経ち、僕はサラリーマンになった。お金も少し余裕が出てきた。東京にも、懐かしいあの暖簾を時々見る。見かけると、入ってしまう。仕方ない。あの頃とは違い、チャーハンと餃子つきのサービスセットを頼む。おまけに大盛りだ。

少しだけ、ほんの少しだけ、ニュアンス的に京都で味わった味と違う気がする。でも、気がするだけかもしれない。でも、やっぱり天下一品の味だ。抗いようもなく、京都での生活が思い出される。青臭くて、未熟で、永遠だった、あの四年間を。

そしてスープをドロドロっと飲んで行くと、全国共通のあのメッセージが待っているのだ。


変わってゆくのは人間の宿命だし、素晴らしい事だと思う。

でも、変わらないでいく事だって、素敵な事なんだ。
| モウソウマン | デブ賛歌 | 01:01 | comments(0) | - |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 01:01 | - | - |









    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

このページの先頭へ